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ぴぃたあ君の帰国の話

petedoll今日はこの写真の人形 ぴぃたあ君 の話をさせてください。

この人形が作られたのは37年前の1977年です。1977年といえば KISSが初来日した年です。この人形を作った私の友人は当時中学生で四国に住んでいました。ピーター・クリスが大好きな彼女はコンサート会場に行きたかったのですが、中学生では思うようにはいきません。なので、彼女はこのぴぃたあ人形を作り、お腹に自分の名前を書いてミュージック・ライフの編集部に送ったそうです。1977年当時は外国アーティストの情報を知ることは雑誌などに頼るしかなかったですし、ミュージック・ライフの編集部の人なら KISS のメンバーに会えるはず、そして人形を渡してくれるはずと固く信じて送ったそうです。ですが、来日後のミュージック・ライフを見ても自分が作った人形をピーターが手にしている写真を見つけることはできませんでした。

そして、37年後の2014年にアメリカのあるオークションにピーターの関連品が多く出品されたのです。多くはピーターの2番めの妻だったデボラが出品したものでした。Facebook でそのオークションのことを知った私は1974年にピーターが使っていたドラムが出品されているのを見て、彼女に「ピーターのドラムがオークションに出てるよ!入札すれば!!」と軽い気持ちでメールをしました。更に「他にもいろんなピーター関連物が出品されてるよ!ハネムーンの時のユニオンジャックとか(笑)」なんてメールをしました。
それから数分後、彼女から返事が来ました。「なんと、とんでもないものを見つけてしまいました・・・ 私が中学生の時に作ってミュージック・ライフに送ったPeterの人形!まぎれもなく私が作った人形なのよ!!!絶対に!!!」私はびっくりしました!そんなことあるのか!?と思ったのです。と同時にこの写真を見たら可笑しくて!ピーターメイクなのにかすりの着物を着て下半身はふんどし!?
友人は言いました「ミュージック・ライフ編集部はちゃんとファンからのプレゼントを渡してくれて、ピーターはそういうファンからのプレゼントを大切にし、ちゃんと自宅に持って帰ってくれていた!そんなの全然知らない37年だった。」2人でチャット状態で笑いながらも「是非、自分の手に取り戻そう!」ということになりました。入札は海外の通販やオークションには慣れていない彼女に代わって私がすることにしました。

それから数日後にオークションは開始され、私は少し様子を見てから入札しました。終了日が迫ってくる中、そこにさらに入札してくる人がいました!まさか作った本人以外にこの人形を欲しいと思う人がいることに驚きましたが、こちらも何とか取り戻したいとの思いで、更に入札をし終了を迎えることができました。

petedoll2支払いも済ませた数日後に私の元にアメリカから一つの箱が届きました。彼女は先に開けていいよと言ってましたが、私としては本人に開封して対面して欲しかっ たので箱は開けずにおきました。そして昨夜、彼女と待ち合わせをし無事に箱を渡すことができました。待ち合わせたレストランには彼女と彼女の友達2人と私 が集まり、乾杯してすぐに開封をしました。きちんと梱包された箱の中からこの人形がでてきたのです!37年ぶりの対面です!友人のとても嬉しそうな顔を見てたら、こちらもとてもハッピーな気分になりましたし、この不思議で運命的な瞬間に協力し、更に立ち会えたこともとても嬉しい出来事でした。

友人はピーターがサイン会をする予定ができたら日程の調整をし、この人形を持ってピーターに会いに行きたいと言っています。ピーターにこの人形を作ったのは自分で37年後に自分の手元に戻ってきたということを伝えたいと言っています。そんな話を聞いたらピーターも驚くでしょうね。ピーターの自宅にあった人形なんですから、きっとピーターも覚えてくれているはずです。その日が来るのが私もとても楽しみです。

世の中にはこんなことってあるんですね!!

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